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【ただの感想】東京女子図鑑がアラサーに刺さりすぎて痛い|ズボラ女子の美容ログ
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【ただの感想】東京女子図鑑がアラサーに刺さりすぎて痛い

「東京って、まだキラキラして見えてる?」

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グサァと私の胸を突き刺したこの一言。最近友だちにすすめられて観た、Amazonプライムの『東京女子図鑑』です。

2016年に配信され、元となった原作はこちら。

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田舎出身の平凡な女の子が東京に憧れ、就職をきっかけに上京してから、23〜40歳になるまでの20年間を4時間で描いたドラマ。

1話あたり30分程度でサクッと観れるので全女子に観てほしい。

「幸せ」についてものすごく考えさせられました…

東京に来れば何もかも夢が叶うと思ってた

「東京に行きたい」と言えば「地元の国立にしなさい」と言われるような閉鎖的な田舎で育った主人公。

その後地元の大学を卒業してOLになったは良いものの、華型部署には行けず、キャリアアップも臨めず、少しでも良い男と出会うべく、アフター5に合コンに繰り出すのが日課に…。

私が社会人になったときも、大学生のときはのんびりしていた男性が商社に入った瞬間、いきなりウェイになってコリドー街に夜な夜な繰り出すようになり、女性はコンサバ服に身を包み、合コン「さしすせそ」を使い始めるようになったのを覚えています。

怖い話だよねぇ。フツーの大学生が「商社マン」「銀行マン」になってから大した日数も経っていないのに、あっという間にみんな染まっちゃうんです。

そんなわけで、主人公もふつうに恋愛していたはずなのに、だんだんステータスを求めて男をランクアップ。洋服を着替えるようにチェンジしてゆくのでした…

マウンティングの先に何があるんだろう

「自分の誕生日プレゼントに、カルティエの腕時計を買おうと思うの」

私が24歳で転職したとき、同期になった女の子に言われました。まだ出会って3回目ぐらいのときです。「なんかマウンティングされてるんか…?」と思ったのを覚えています。普通24歳で自腹でカルティエ買わんやろ。

しかし実際、あまりブランドにこだわりのない私ですら、転職したてのころは「ブランドバッグを持ったほうがいいんじゃないか」「腕時計しないけど、ちゃんとしたのを買ったほうがいいんじゃないか」と建前上買っていました。

『東京女子図鑑』でも随所随所にその傾向が見られます。持ち物、洋服、住む場所、彼氏…

そうやってまわりを羨ましがって、比べて、リボ払いをしてまで見栄張って越えようとして、その先に何があるんだろう。

そんなことも考えられないまま、彼氏に合わせてどんどん持ち物をグレードアップさせていく主人公。30歳までにジョエル・ロブションに行きたいという夢を叶えるべく、キラキラ街道を進みます。

住まいも三軒茶屋から恵比寿に移り、銀座に映り、転職も成功して、いよいよ収入も上がって順調なキャリアを歩み始めたところで、29歳。まわりの話題が妊娠や子どものことに変わっていることに気付きます。

上を見れば青天井。それが東京

婚活の末に「悪くない」「ちょうど良い」人と結婚。

豊洲のタワーマンションに住まいを移し、側から見れば「勝ち組」なのに、自分が幸せなのかがわからない。

「手を抜いたつもりは全くなくて、それなりに努力してきたつもりだけど、上を見れば青天井。それが東京」

今わたしは大学から東京に出てきて、早10年近くが経とうとしていますが、とにかく情報量も多いし流れも速いしで、ときには自分の意思が置いてけぼりのまま、流されていってしまうことが多い。

「これは正解なのか?」と首を傾げながら、何かに負けないように必死に泳ぐ。

27歳の今、まさに考えることが多い。

結婚はするべきかどうか。子どもは作るべきかどうか。そもそも東京に住みつづけるべきなのか。

『東京女子図鑑』は主人公が23歳から40歳になるまでが描かれている。そこに私たちはきっと、自分自身を重ね合わせて、見えない未来予想図を描こうとする。

最後に主人公はどのような幸せを見つけるのか? 自分の人生を反芻しながら見て見てほしい。

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